ガラスの外へ

 

作詞作曲:ALL TO A MASH
編曲実演:ALL TO A MASH


ガラスの中から 外を見ても
ガラスの中から 声を聞いても
俺には何にも 出来ゃぁしないさ…
お前の所へ 行けやしない…

景色はいつも 変わりゃしない
空が時々 色を変えるだけで…
お前がどんなに 俺を呼んでも
俺はただ 外を見てるだけ…

心はいつでも ここを離れて
お前の所に いるけれど
俺はここにいる
何にもしてやれない


夢見ているよ いつもここで
夢見ているよ いつもここで
遠く何処かで 唄っている
お前と 俺の姿…

走りたい 走れない
飛び出したい ガラスの外へ
大きな声で お前を呼びたい
力いっぱい 叫んでみたい

心はいつでも ここを離れて
お前の所に いるけれど
俺はここにいる
何にもしてやれない


心はいつでも ここを離れて
お前の所に いるけれど
俺はここにいる
何にもしてやれない


ガラスの中から 外を見ても
ガラスの中から 声を聞いても
俺には何にも 出来ゃぁしないさ…
お前の所へ 行けやしない…

…ガラスの外へ…


映像説明:

この作品は『エレメンツ』を結成する前のオリジナルで、
フォークギターで、やっとコード・ストロークが出来る様になったばかりの頃に、
確か四〜五曲目くらいに浮かんだ作品です。

歌詞を作詞したのは、男子高校生時代で、
授業中に教室の中からガラス越しに、
校庭を空しく眺めながらだったと思います。

その頃は『ノストラダムスの大嘘つき』というタイトルの
ロック・アルバムを作りたい、という願望があったんですが、
やっとギターでコードをかき鳴らせる様になって、
E のローコードでジャ〜〜〜ンと鳴らした音に感じて、
あとはエンニオ・モリコーネのマカロニ・ウェスタンっぽい感じと、
井上陽水さんの「東へ西へ」みたいなリフ・コードをつけてみたら、
かなり自己満足出来る曲になったんですけど、
後で気がついたらジミ・ヘンドリックスの「ヴゥードゥー・チャイル」に似てたんで、
『エレメンツ』でやる時には、そんな風にアドリブを弾けるようにアレンジしました。^^

今回のカラオケ・アレンジは『エレメンツ』でやってた感じに近いです。

2006年12月29日(金)〜30日(土)にかけて、
いつもの伊勢佐木町の某有名スタジオで収録して来ました。^^

この曲を作ったばかりの頃に、
生ギター一本で弾き語りしてカセットテープに録音したんですが、
蠍座の女の子に恋して不思議な夢を見て、その後しばらく傷心して、
ひとりで仕事しながら『みんなしあわせになれ』の言霊を得て、
その年の夏に、前のバイト先の後輩が転職した横浜駅東口地下街の喫茶店に、
ウェイターのバイトで入店した時に出会った、超人気の山羊座の美少女ウェイトレスに、
せがまれて渡したボブ・スギャッグスとフォリナーを録音したカセットテープの余白に、
何故かこの「ガラスの外へ」が入っていたらしくて、
後で、それが彼女へのラブ・メッセージだと誤解されていたことを知り、
ちょっと赤面したんだけど、KAKKYさんは彼女のことが好きだったから、
これもきっと神様が気を効かせて、そんな風に導いてくれたんだろうと、
かなり感謝したという思い出の一曲なのでございます。(*^^*)

確か、二度目の幽体離脱体験をした後のことだったと思うんですけど、
彼女の時も、KAKKYさんは不思議な夢を見ました。

夢の中で、Y.Itoh と歩いていたら、
切り立った崖の中腹に杖をもった白髪異様の神人が現れて、
その神様が杖で指す方を見たら、彼女が家の前に立っていて手招きするので、
友だちと二人でお呼ばれして、お膳を囲んで歓談しているうちに、
KAKKYさんが友だちがいるのも気にせずに、彼女をグイと抱き締めて、
物凄く Deep なキスしている間に目が醒めたんです。^^

今度は、その夢がきっかけで、彼女に恋心が浮かんだんですけど、
それまでは蠍座の女の子の一件で、当分、恋はしないつもりでしたので、
KAKKYさんはかなり困惑したんですけど、友だちに相談したりした結果、
とりあえずバイト先でラブレターだけは手渡して思いを伝えたら、
その後も、つかず離れずの甘酸っぱい淡い関係が続いたのでございます。

そのまま、素直に続けてたら、悪くなかったんじゃないかと思うんですけど、
KAKKYさんは、結局、もっと神様のことをちゃんと知りたくなって、
身を切る思いで彼女のことはあきらめたのでございます。T_T

そんないわくありの作品ですが、今でもバンド・アレンジだと、
まだちょっと納得がいかない部分がある未完成作品です。

今回も弾き語りにしようか、こっちにしようか大分迷ったんですが、
とりあえずこっちのテイクを公開させていただきました。^^

毎度のことながら、お耳汚し、お目汚しは御勘弁のほど…m(__;)m

^0^